茶の間になりました。
まったくブログを更新しなくなり、もはや何人の方が見ているのかもわかりませんが、お久しぶりです、どうも、わたしです。
気持ち悪いほどジャニーズへの愛を呟いていたTwitterのアカウントも消し、わたしはひっそりとジャニーズを応援する茶の間オタクになりました。
今回はその経緯と自分の気持ちなどなどを記しておこうと思い、久々にブログを更新しようと思ったしだいです。
(もしTwitterで以前絡んでいた方が見ていたら、何も言わずに突然アカウントが消えて、こいつ死んだか?とか思ったかもしれません。ごめんなさい、生きています。ただ、茶の間になったことで生じるであろう温度差を思うとどう伝えて、どうするべきかわからなかったのです…)
さて、2015年の秋、そのタイミングは予期せず突然やってきて、恋人ができました。
かねてから長いこと友人であったその人とは、今更なにも断る理由もないほど自然に、さもこれが当然であったかのようにお付き合いが始まりました。
人生って面白い。共に過ごした高校3年間、まさかこんな未来が待っていようとは微塵も思ってなかった自分。
ジャニーズに夢中で過ごしていた日々とはまた違った、とても穏やかで満たされた日々を過ごしている現在です。
え?あんなに気持ち悪いほど呟いてたのに急に茶の間オタクになるなんて恋人に散々反対でもされたの?!と思われるかもしれないけれど、まったくもってそんなことはありません。
むしろ彼は「関ジャニのCD貸してよ」と自分のiPodにCDを取り込み、さらにはこちらがまったく勧めてもいないのにNEWSのアルバムを借りてカラオケで熱唱するくらい理解がありました。(ただ、コンサートのチケット代などは「高くない?!」と若干引いていた。)
じゃあ、何故?
根底には、わたしがいくつものことに同時に、同様に、熱量を注げない不器用な人間だからという理由があるような気がします。
だから、きっと器用な人は恋人との関係を楽しみながらもオタクとしての活動を続けていけるのだろうな、と。
ただ、今回はそんな自分の内的な要因に加えて、自分の年齢、周囲の流れも大きかった。
わたしの同級生の何人かはすでに結婚、出産と人生の新しいステージへと進んでおり、世間一般には結婚適齢期なんて言われる年齢です。
かといって、恋人ができたからじゃあすぐにでも結婚したいです!と思っていたわけではないんだけれど、
心のどこかで(ああ、このまま大きな問題もなければわたしも自然と結婚に向かっていくのだろうか…)と、はた、と考えたりもしたわけで。
そう思った時、すごく冷静に
(このままの熱量でジャニーズを追いかけていてもわたしは丸山くんと付き合えるわけでも、ましてや結婚なんてできるわけでもないのだ。)
という考えになりました。まあ、今までもそう思ってきたし、そんな願望はまったくもってないですし、本気愛!!な人間でもなかったですが。
しかも、いまの恋人と本当に何の問題もなくこの先もうまくいく可能性なんて誰にもわからないのにね。
ただ、そういう考えに落ち着いたとたんにすごく楽にジャニーズを応援できるようになりました。単純にテレビに出てる姿を見て面白い、楽曲を聴いて楽しい。いわゆる茶の間というやつ。
何事もそうだけれど、熱量が強すぎると楽しいだけでは済まされなかったなあ、と思いました。
近付きたい、周囲にも良さを理解してほしい、でも自分だけのものであって欲しい、思い返せばネガティブな欲求もあったなあ、と。
茶の間オタクになって、これまでと比べると圧倒的にTwitterを見たり、番組リアタイに縛られたりすることが減って、四六時中ジャニーズのことを考えていた時間のその代わりに、まったく違うジャンルのアーティストのライブに行ったり、映画を見たり、本を読んだり、そういう時間が増えました。
それはそれでかなり得るものがあるように思います。
ジャニーズに全身全霊をかけていた日々も、少し離れて過ごすようになった日々もそれぞれに楽しさ、得るものがあって。
一生ジャニオタだ、と、自分は絶対に沼から抜け出せない、と思っていた時期もありましたが、気づいたらけっこうあっさり浅瀬に戻ってきました。
でも変わらずジャニーズが好きだし、テレビ見れば沸くし、ただ、熱量が落ち着いただけの話なのかもしれない。改まって書くことでもなかったかもな…
そんな1人のジャニオタのどうでもよい経緯です。お粗末さまでした。
↓最近映画も見てすごく泣いた作品。とにかくいろんな人に読んで見て欲しいので全く関係ない記事だけど宣伝を貼るわたし。
- 作者: 川村元気
- 出版社/メーカー: 小学館
- 発売日: 2014/09/18
- メディア: 文庫
- この商品を含むブログ (21件) を見る
世界からボクが消えたなら 映画「世界から猫が消えたなら」キャベツの物語 (小学館文庫)
- 作者: 涌井学,川村元気
- 出版社/メーカー: 小学館
- 発売日: 2016/05/07
- メディア: 文庫
- この商品を含むブログを見る